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可部線で運転見合わせ…原因がわかって笑顔 [かわら版]

ホームに入る電車.jpg※イメージ写真


【広島県で起きたニュース】

2015年4月27日午前7時50分頃、広島県広島市安佐北区のJR可部線で3時間ものあいだ列車の運行が見合わせられました。

原因は運転士がパンタグラフに傷のようなものを発見したためだ。
しかし、担当職員が実際に列車の屋根に登って確認したところ、それは傷ではなく”鳥のフン”だった。

高電圧を供給する重要なパンタグラフに傷があるとショートして列車は停止、最悪は列車火災の危険性がある。
そのため運転士は上層部に報告をし、6時間もの運転見合わせになった。

このため列車17本の運転を見合わせ、乗客約4400人のあしに影響が出た。

原因を知ると、なんとも気の抜けた感じではあるが、この運転士を誰も責める事をしてはいけない。
事の重大さを理解しているからこその行動で、運転前の車両点検で発車前に異常を発見した運転士は立派。
JR西日本広島支社も「安全を第一に考慮した結果」…当然のことですね。

【伊豆大島の災害】
JRではないが2013年に起きた台風第26号集中豪雨で伊豆大島に多数の犠牲が出てしまった。
事前に大雨による土砂災害の警戒情報を受けていたのに大島町は避難勧告を出すことはありませんでした。

その結果、死者・行方不明合わせて46名の命が奪われました。
「災害ではなく人災」との意見が出たのは当然の結果です。

決断を誤れば人命に関わることを認識できた広島可部駅の運転士と、決断を躊躇して多くの人命を奪ってしまった大島町。どちらの責任も重さは同じ。

仮に大げさに住民を避難させて何も災害が起こらなくてもいいのです。
その時は頭を下げれば済むことですから。


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