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オウンゴール FIFA女子ワールドカップ 日本VSイングランド [スポーツ]


FIFA Women's World Cup Canada 2015 - Edmonton / IQRemix

※写真はイメージです

【オウンゴール(Own goal)】

このゴールは本当に悲劇的なゴールです

オウンゴールを犯した選手はどんなに

チームメイトが慰めようが

”返しのついた針”のように心に刺さって

いつまでも抜けることはないのではないだろうか


ちなみにこのオウンゴールという言葉は以前、日本では

”自殺点”と言われていましたが、イメージが悪いというので

オウンゴールという呼称に統一されました

同じような理由で両チーム同点でむかえる延長戦のことを

サドンデス (sudden death)でしたが「”生き残り”という意味は

いかがなものか」という意見が尊重され「ゴールデンゴール」そして

現在の「Vゴール」へ変わりました

どこか緊張感のない呼称はある意味、日本らしいです

【オンゴール?オウンゴール?】

今回の『FIFA女子ワールドカップ カナダ2015』での

なでしこジャパンとイングランド戦でもイングランドDFの

クリアミスがオウンゴールとなって、気の毒な終わり方でした

その試合直後のTwitterで多くの方が”オンゴール”と投稿されているのに苦笑いでした

たしかにゴールしたのだからオンゴールに違いないですが

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【間違えやすい事例】

相手選手がゴールへシュートをしたボールを味方選手が身体でブロックして

コースが変わり、運悪くネットインしてしまった場合、これは

オウンゴールではなく相手選手の得点となります

それに対し、今回のなでしこジャパンVSイングランド戦のように

川澄選手が直接ゴールシュートではなくセンターの

大儀見選手と岩渕選手へあげたクロスをイングランドDFが最後に触れて

ネットインした場合はオウンゴールとなります

つまり、最後に味方選手がボールに触れたとしても

状況次第で公式ジャッジが変わるということです


【エスコバルの悲劇】

オウンゴールで今も記憶に残るのが1994年のアメリカで開催されたFIFAWカップです

地元アメリカと戦ったコロンビアのエスコバル選手(27才)が犯したオウンゴールは

歴史に残る悲劇になってしまいました

コロンビアといえば当時も今も優勝候補の一角

1次ラウンドで地元アメリカと対戦したコロンビアは前半35分に

エスコバル選手がまさかのオウンゴールで先制点を許すと

勢いづいたアメリカにその後も追加点を奪われます

コロンビアも終了間際に意地の1点を返しますが時すでに遅し


優勝どころか1次ラウンド敗退となったコロンビア選手たちは

「母国に帰ったら何をされるかわからない」と帰国を拒否

開催国アメリカで代表チーム解散という前代未聞の事態になります

しかしエスコバル選手は「敗因となったのは自分」と責任を感じ

「ファンの方々に説明する義務がある」と単身帰国

その後、友人たちとバーで飲食し店から出て来たところを

銃を持った男に襲われます

「オウンゴールをありがとう」

とだけ言うと弾丸12発を発射、そしてエスコバル選手は絶命します

ACミランへの移籍も決まっていた矢先のこの事件は

”エスコバルの悲劇”といわれ今に伝えられています





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