カリフラワーの逆襲? [食・グルメ]
【見なくなったカリフラワー】
とあるテレビ番組で「カリフラワー」を取り上げられていた。
「生で食べたほうが甘い」と番組で紹介されていたので無性に食べたくなりました。
でも思えば「随分と食べていない」ことに気がつく。
それどころか、しばらく実際に見ていないのだ。
仕事帰りにショッピングセンターの野菜売り場をのぞいてみても、売られていない。
以前は棚にいっぱいあったような記憶があるが、その棚の場所にはブロッコリーが置かれている。
”無い”と思うと探したくなるのが私の悪い癖だ。
【カリフラワーを生で食べてみた】
休日に郊外にある有機野菜や地物野菜、乳製品などを扱っている店を訪れてみたら、
ちゃんとありましたカリフラワー。
ちょっと高いかなーと思いましたが勝って帰り、さっそく生で食べてみました。
「たしかに甘い!」しかもコリコリ、モリモリ食べられる。
いままで生で食べられるとは考えてもいなかったので尚、甘く感じたのかな?
カリフラワーのことを少し検索してみたら、想像どおりブロッコリーと親戚で同じくキャベツの変種らしい。
ただ、突然変異で生まれたそうだ。そのせいか、原産地もハッキリしていないようですね。
「カリフラワー」の名前はキャベツ類の花という意味を持ったkale flower もしくは cole flower のケール・フラワーが進化してカリ・フラワーにおちついたようだ。
【栄養素】
低温に弱い野菜ですが、体内では作られない必須アミノ酸
バリン イソロイシン ロイシン メチオニン リジン(リシン) フェニルアラニン トリプトファン スレオニン(トレオニン) ヒスチジン
以上全9種類が余裕で入っているのはスゴ~イ!
もちろんビタミンCも豊富で、生の状態ではブロッコリーの方がビタミンCは多いけど、
ブロッコリーの方は熱に弱いのに対し、カリフラワーのビタミンCは熱に強い。
したがって同じ調理法にするとカリフラワーのほうが栄養素は高いようだ。
特にビタミンCが多い部位は白い花蕾(からい)よりも茎の部分にある。
キャベツの親戚ですから、葉も茎も食べられると書いてあるけど、どうなんでしょうか?
【”捨てないで!”茎を生で食べてみる!】
買ってきたカリフラワーの葉の部分は殆どカットされていたので茎に注目。
見た感じ、繊維質が多そうでちょっと食べづらいのかなー。
でも、せっかくの栄養素を捨てるにはモッタイナイので、固い葉の根元を取りのぞき、
ちょうどキャベツの芯のようになった茎を生でかじってみました。
すると、意外なことに美味いんです、コレが。
カリコリとした歯ざわりの中に甘さと大根のようなピリ辛さが感じます。
この辛さはコレステロールを体内に吸収されるのを防いでくれるそうだ。
そもそもカリフラワーには強い抗酸化作用があって、動脈硬化の原因となる血栓を作らせない働きが。
生だけど予想以上に食べられました^^
結局、切り口の土の色が残っている手前まで食べてしまった。
久しぶりでした。肉の存在を忘れて野菜をこんなに食べたのは。
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